仏陀と釈迦の違いとシバゴ先生

シバゴ先生
仏教の経典である「四部律」にてによると、タイマッサージはシバガ・ゴーマバッカ(Jivaka Komarabhacca)が創設したと言われております。通称シバゴ先生。北インドのビンビサーラ王に仕えていたというインド人医師で、よく「仏陀の主治医」と表現をされることが多いです。(ネットでもたくさん出てきますネ)
6つの逸話
シバゴ 先生の医療における技術の高さについて、四部律にて6つの逸話が記載されています。
一つ目・・・11年間にわたって頭痛に苦しめられてきた患者の鼻に、バターを元に作られた薬を使用し、それを吐き出させ完治させたという話
二つ目・・・痔を患っていたビンビサーラ王を、温かい湯で満たした鉄槽の中に座らせ眠らせた後、患部を切除し消毒をほどこし完治させたという話
三つ目・・・柱に縛り付けた子供のおなかを刀で切開し腸捻転症を治し縫合したという話
四つ目・・・頭痛に悩む患者に多量の塩分を含む食事をとらせ酒で酔わせ、頭蓋骨を開いて脳を取り出し、バターと蜜を使って脳を洗浄し縫合させたという話
五つ目・・・頭痛を患う薬嫌いの王様に薬を与えるという話
六つ目・・・香や塗油などを使用した治療の話
仏陀と釈迦の違い
ちょっと脱線しましたが、シバゴ 先生を”仏陀の主治医”と言われとえります。
仏陀の主治医、ぶっだのしゅじい、ブッダノシュジイ・・・「ん?」
この違和感にお気づきでしょうか?
”仏陀”という単語が示すものと、”釈迦”という単語が示すものの違いをご存知でしょうか?
説明している文献やWebサイトはたくさんありますが、インターネットの世界で一番シンプルにメチャメチャ簡単に、この違いを説明しますね。
仏陀・・・仏教で悟りを得た人のこと(個人を指す名称ではない)
釈迦・・・仏教を創始したガウタマ=シッダールダのこと(個人を指す名称)
以上。
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まとめると、「釈迦は仏陀」なのです。
仏陀について、釈迦についてのつづきはまたの機会に。
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